あけましておめでとうございます。 〇 昨年の後半から、なんとはなしに元気が出ずにボンヤリしていたら、「あっ」という間もなく年が変わって2024年が始まってしまいました。光陰矢の如し。 〇 というわけで、2023年に観た映画等の備忘録リストです。今年初…
◆『ゴジラ-1.0』(山崎貴監督、2023)……太平洋戦争終結後、とある出来事のせいで心に深い傷を負ったまま復員して天涯孤独の身となった青年・敷島浩一は、あるとき闇市で出会った女性・大石典子と、彼女が連れていた戦災孤児の赤ん坊・明子の3人での共同生活…
今年になって劇場で観たにもかかわらず、とくにこれといった理由もなく書きそびれていた作品群の、ひとこと超短評集【Part 3】です。備忘録、備忘録。 ※ ◆自我を持ち暴走を始めた最新軍事AI ”エンティティ” を巡って、イーサン・ハントたちの戦いが始まる 『…
今年になって劇場で観たにもかかわらず、とくにこれといった理由もなく書きそびれていた作品群の、ひとこと超短評集【Part 2】です。備忘録、備忘録。 ※ ◆世界初のファンタジー・テーブルトークRPGを改めて映画化した『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトロー…
◆ポスター・ヴィジュアルを除くいっさいの宣伝を排したことが話題となった宮﨑駿 *1監督最新作『君たちはどう生きるか』(2023)は、なるほど完璧に予備知識なしで映画を観ることの新鮮さと、彼の作品ならではの絵の美しさと動きの快楽、そしてこれまで以上…
1969年、かつて第二次大戦中にナチスから奪還した「アンティキティラのダイヤル」を巡って、年老いたインディが最後の冒険に出る『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(ジェームズ・マンゴールド監督、2023)は、なるほどこういうアプローチで来たかと…
2023年5月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)と、今年になって劇場で観たにもかかわらず、とくにこれといった理由もなく書きそびれていた作品群の、ひとこと超短評集【Part 1】です。 ※ 【劇 場】 ◆人生下り坂のシ…
ちょっとばかし前、大学時代からお世話になっているとある先輩から「そういえば、君の好きな映画の悪役って誰なのか」とふいに尋ねれられたことがありました。そういった観点でものを考えたことがなかったので、そのときはなんとなく咄嗟に思い出される悪役─…
2023年3月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆両親に連れられて観た「映画」に魅了された少年サミーが、やがて映画づくりと家族の秘密の狭間で葛藤することになる『フェイブルマンズ』(スティ…
2023年3月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆2010年、へんぴな田舎に暮らすチャイ売りの少年サマイが町ではじめて観た映画に魅力にのめり込み、やがて映写技師の男ファザルと出会う『エンドロ…
2023年1月から2月にかけて、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【ソフト】 ◆山岳雑誌のカメラマン深町誠が、かつて神童と謳われたものの現在消息不明の登山家・羽生丈二と出逢う夢枕獏による小説を、谷口ジロ…
※ あけましておめでとうございます。 いつのまにか、3歩進んで2歩下がる暇もなく2022年が終わってしまいました。 ほんとうに実感がない。わがなけなしの生産性よ、どこ行った。 ○ 唯一まざまざと覚えているのは、夏ごろ夜間に歩いていたら自転車に当て逃げさ…
It's TOSHINOSE, O-MISOKA!!! というわけで、2022年に観た映画等の備忘録リストです。今年初見は209作品(短篇、TVMなど含む)とTVアニメ、OVA、ドラマシリーズなどをいくつかでした。 末尾に “◎” のあるものは劇場で観たものです。気まぐれに短い感想を書い…
2022年12月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)と、11月以降に劇場で観たにもかかわらず、とくにこれといった理由もなく書きそびれていた作品群の、ひとこと超短評集です。 ※ 【劇 場】 ◆前作から10年後、ふたたび人…
2022年11月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆九州の静かな町に暮らす高校生・鈴芽が「扉」を探しているという青年・草太と出会うことで、世界の知られざる理(ことわり)を目の当たりにする『…
7月から10月にかけて劇場で観たにもかかわらず、とくにこれといった理由もなく、なんとなく書きそびれていた作品群の、ひとこと超短評集です。 ※ ◆人気女流作家とその表紙を飾るイケメンモデルがひょんなことから孤島での宝探しを強要される『ザ・ロストシテ…
2022年10月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆とある山間の田舎町で謎の失踪事件が頻発、そこで農業を営む田中淳一のひとり息子・一也が森の中で得体のしれないなにかに遭遇する『“それ” がい…
2022年9月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆謎の赤い隕石を目撃した三好麻里亜を取材のため自宅を訪れた映画監督・黒石光司と助監督・市川美保が次々と奇妙な怪異に襲われる『オカルトの森へ…
2022年8月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆映画撮影用に馬を飼育・調教する牧場を亡き父から引き継いだOJ とエムの兄妹が、敷地の上空にいる “なにか” の存在に気づく『NOPE/ノープ』(ジョ…
2022年7月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆自身の失敗で、とある惑星に移民団ごと逗留することになったバズ・ライトイヤーが、人々をなんとか脱出させようと奮闘する『バズ・ライトイヤー』…
3月以降に劇場で観たにもかかわらず、とくにこれといった理由もなく、なんとなく書きそびれていた作品群の、ひとこと超短評集です。 ※ 【なんとなく書きそびれていた劇場鑑賞作品の超短評(3-6月)】 ◆地図にない場所に眠る秘宝を巡るネイサンとサリーの冒険…
2022年5月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※【劇 場】 ◆日本にばかり出現する敵性大型生物〈禍威獣(カイジュウ)〉への対抗に特化した精鋭部隊〈禍特対(カトクタイ)〉の前に、謎の光の巨人が現れる『シ…
2022年4月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【ソフト】 ◆父の再婚が決まった陽や、心臓の持病のために手術が決まった陸たちが日々を生きてゆく『かそけきサンカヨウ』(今泉力哉監督、2021)は、カメラワ…
文化祭で上映した自主映画の評判のあまりの悪さに自殺を決意した高校生・優太が、ただひとりその映画を「気に入った」という同級生・絵梨に出会う、Twitter 上でまるで「クソ映画みたい」だと話題になった漫画『さよなら絵梨』(藤本タツキ、2022)は、僕に…
2022年2月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。それにくわえて、この2ヶ月間に劇場で観たにもかかわらず、とくにこれといった理由もなく、なんとなく書きそびれていた作品群の、ひとこと超短評集です。 ※ 【劇 …
2022年1月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【ソフト】 ◆あることがきっかけで父や周囲と確執のある高校生ゾーイが、高校で勃発した銃乱射事件の犯人たちにたったひとりで立ち向かう『ラン・ハイド・ファ…
○ あけましておめでとうございます。いつのまにか、名残り惜しむ暇もなく2021年が終わってしまいました。光陰矢のごとし。 さて、以下に僕が昨年劇場で鑑賞した映画からベスト10を選んでリスト化してみました。 地方在住の偏食家ゆえ、鑑賞作品に偏りがある…
2021年に観た映画等の備忘録リストです。今年初見は193作品(短篇、TVMなど含む)とTVアニメ、OVA、ドラマそれぞれ1シリーズでした。 末尾に “◎” のあるものは劇場で観たものです。気まぐれに短い感想を書いた作品もありますので、よろしければ過去投稿記事…
2021年12月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆天才ゲームクリエイターのトーマスが、意に沿わぬゲームの続篇制作を強要されることで精神をすり減らしてゆく『マトリックス レザレクションズ』…
みなさん、メリークリスマス。 さて、ことし劇場で観たにも関わらず、とくにこれといった理由もなく、なんとなく書きそびれていた作品群(リバイバル上映作は除く)の、ひとこと超短評集です。年末の大掃除じゃい! ※ ◆『新感染半島 ファイナル・ステージ』(…