2014年新作

2014年私的ベスト3+ワースト作品

皆さま、新年あけましておめでとうございます。というわけで、いろんなところで実施されている行事にあやかりまして、去る2014年の映画のベスト3+ワースト作品を記してみました。ただし、昨年公開作品という意味ではなく、僕が昨年劇場で観賞した作品であり…

2014年鑑賞映画 感想リスト/151-159

はやいもので2014年もいよいよ終わり。個人的な──そりゃそうなんですが──諸事情により下四半期ちゃんと書ききれなかった劇場で観た作品と、今日までに観たソフトについて、簡単にではありますが書き置いて、本年の締めくくりとさせていただきます。今年の映…

『ルパン三世』感想

北村龍平監督。モンキー・パンチの国民的人気漫画を、ルパン三世に小栗旬、次元大介に玉山鉄二、石川五ェ門に綾野剛、峰不二子に黒木メイサ、銭形警部に浅野忠信というキャストに加え、ジェリー・イェンやニック・テイトなど外国人キャストも多く起用した無…

『イントゥ・ザ・ストーム』感想

スティーヴン・クエイル監督。アメリカ中西部の街シルバートン。この日、ゲイリーが教頭を務める高校では卒業式が行われようとしていた。一方、竜巻の撮影に執念を燃やすピート率いる竜巻ハンター・チームに雇われていた気象学者アリソンは、シルバートンの…

『STAND BY ME ドラえもん』(2D版)感想

八木竜一、山崎貴監督。何をやらせても冴えない少年のび太のもとに、22世紀から来た彼の孫の孫セワシと、ネコ型ロボット“ドラえもん”が現われる。セワシは、この先も不幸なままなのび太は未来を変えるべく、ドラえもんに手助けをさせようというのだ。ところ…

『GODZILLA ゴジラ』(2D字幕版)感想

ギャレス・エドワーズ監督。1954年、日本で産声をあげた怪獣映画シリーズの金字塔『ゴジラ』を、レジェンダリー・ピクチャーズが製作費160億円の巨費を投じて作り上げたハリウッド・リブート作品。主演はアーロン・テイラー=ジョンソン*1、渡辺謙、エリザベ…

『思い出のマーニー』感想

米林宏昌脚本・監督。1967年に発表されたジョーン・G・ロビンソンによる同名イギリス児童文学*1を、スタジオ・ジブリ製作で長編アニメーション化した。映画化にあたって、舞台をイギリスから日本の北海道に置き換え、主人公の少女アンナを杏奈にするなどの変…

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2D字幕版)感想

ダグ・ライマン監督。桜坂洋によるライトノベル『All You Need Is Kill』(集英社、2004)を大胆に脚色、トム・クルーズ主演で映画化したSFアクション。謎の侵略者“ギタイ”の攻撃によって、人類は滅亡寸前にまで追い込まれた近未来。軍の広報担当だったウィリ…

『トランセンデンス』感想

ウォーリー・フィスター監督。クリストファー・ノーラン製作総指揮、ジョニー・デップ、レベッカ・ホール、モーガン・フリーマンら主演のSFスリラー。人工知能研究の第一人者ウィルは、反テクノロジーを標榜する過激派集団RIFTの凶弾に倒れ、死の床に伏して…

『断層紀』、『海にしずめる』感想

6月21日、鳥取県米子市のガイナックスシアターで催された上映会「ふたつの才能」にて、『断層紀』(波田野州平監督、2013)、『海にしずめる』(田崎恵美監督、2013)の2作品を鑑賞する機会に恵まれた。両監督が会場である鳥取県ゆかりの作り手であるのと同…

『300〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜』(3D字幕版)感想

ノーム・ムーロ監督。フランク・ミラーのグラフィック・ノベルを映画化した『300〈スリーハンドレッド〉』(ザック・スナイダー監督・脚本*1、2007)の歴史アクション・ファンタジー映画の第2弾。ペルシア帝国はスパルタ軍殲滅のため陸路を進撃する傍ら、そ…

『TRAIL』感想

波田野州平監督。画家、詩人、音楽家の芸術家3人組は、連れ立っての創作旅行の途中でトキという不思議な少女と出会い、親交を深める。彼女の紹介で空き家を借りた3人は創作活動に励むが、あるとき音楽家とトキが行方不明になってしまう。その一方、民話の採…

『LIFE!』感想

ベン・スティラー監督・主演。ジェームズ・サーバーの短編を基にした『虹を掴む男』(ノーマン・Z・マクロード監督、1947)のリメイク作。伝統ある『LIFE』誌で写真管理の地味な仕事に就いている平凡な男ウォルター。単調な日常を送る彼の唯一の趣味は空想…

『アナと雪の女王』(2D日本語吹替え版)感想

クリス・バック、ジェニファー・リー監督。アンデルセンの『雪の女王』をモチーフに描くディズニー製作CGアニメーション。アレンデール王国の王女エルサとアナは仲良し姉妹で、姉エルサには触れたもの何でも凍らせる魔法の力があった。あるときエルサは魔法…

『ロボコップ』(2014)感想

ジョセフ・パヂーリャ監督。巨大企業オムニ社のロボット・テクノロジーに支配された近未来のアメリカを舞台に、勤務中に瀕死の重傷を負い、オムニ社の最新技術によってサイボーグ警官“ロボコップ”として再生した男の活躍と愛する家族との過酷な運命を描く。ポ…

『ホビット 竜に奪われた王国』(2D字幕版)感想

ピーター・ジャクソン監督。魔法使いのガンダルフに誘われ、邪竜スマウグに王国を奪われたトーリン・オーケンシールド率いる勇敢なドワーフ一行の旅に参加した小さくて臆病なホビット族のビルボたちの旅は続く。はなれ山に向かうために「闇の森」に分け入っ…

『エンダーのゲーム』(日本語吹替え版)感想

ギャビン・フッド監督、脚本。オースン・スコット・カードによる同名小説を映画化。謎の地球外生命体フォーミックの侵攻を受けた人類は、辛くも勝利して絶滅を免れる。そして、さらなる侵攻に備え、優秀な子供たちを徴兵し、地球軌道上の訓練施設“バトル・ス…

『大脱出』感想

ミカエル・ハフストローム監督。レイ・ブレスリン(シルヴェスター・スタローン)は、自ら囚人として刑務所に潜入し、様々な手段で脱獄しては警備の弱点を指摘するセキュリティ・コンサルタントの第一人者。そんな彼のもとにCIAから民間の極秘刑務所を調べる…