映画

2019 10月感想(短)まとめ

2019年10月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆1970年代後半、スタンダップ・コメディアンとして成功することを夢見ながらピエロの出張役者として貧しい暮らしを送る青年アーサーが、やがて狂気…

2019 9月感想(短)まとめ

2019年9月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆1969年、スタントマンのクリフ・ブースが永年コンビを組みんでいる現在キャリア停滞中の俳優リック・ダルトンの邸宅の隣にロマン・ポランスキー監…

2019 8月感想(短)まとめ

2019年8月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 飼い主のケイティが結婚して誕生した男の子リアムを自分の子供のように思う小型犬マックスの冒険を描く『ペット2』(クリス・ルノー、ジョナサン・デ…

2019 7月感想(短)まとめ

2019年7月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆アベンジャーズの決死の活躍によってサノスの野望が砕かれ、徐々に世界が平穏を取り戻しつつあった夏、クラブの修学旅行でヨーロッパに向かったピー…

2019 6月感想(短)まとめ

2019年6月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆『ゴジラ キンブ・オブ・モンスターズ』(マイケル・ドハティ監督、2019)……別記事参照。 ○ ◆ジョージ・W・ブッシュ政権下で副大統領を務めたディッ…

『ゴジラ キンブ・オブ・モンスターズ』感想(一部ネタバレ有り)

◆『ゴジラ キンブ・オブ・モンスターズ』(マイケル・ドハティ監督、2019)……サンフランシスコを舞台に繰り広げられたゴジラとムートーの激戦から5年後、怪獣たちの生態を極秘裏に調査・研究するする未確認生物特務機関 “モナーク” に所属するエマ・ラッセル…

2019 4月- 5月感想(短)まとめ

2019年4月から5月にかけて、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆サーカスに生まれ落ちた耳の大きな赤ちゃんゾウの冒険を描くディズニー不朽の名作『ダンボ』(ベン・シャープスティーン監督、1941)…

2019 3月感想(短)まとめ

2019年3月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆元園芸家で、後にシナロア・カルテルの運び屋に就いた老人レオ・シャープの実話をモデルにした『運び屋』(クリント・イーストウッド監督、2018)は…

2019 2月感想(短)まとめ

2019年2月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆前作『メリー・ポピンズ』(ロバート・スティーヴンソン、ハミルトン・S・ラスク監督、1964)の物語から25年、とある悲劇に見舞われたせいで生きる…

2019 1月感想(短)まとめ

2019年1月に、ちょこまかとtwitterにて書いていた短い映画感想の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆カントリー歌手として名を馳せていたジャクソンによって見出されたアリーが、やがてスターの階段を駆け上って行く『アリー/スター誕生』(ブラッド…

拙ブログ10周年記念: 自薦レビュー記事20

僕のこの拙い映画感想ブログ『つらつら津々浦々』は、2009年1月21日にHatena Diaryにて開設して以来、なんやかんやで10周年を迎えることになりました。読んでいただいた方々に厚く御礼申し上げます。それにしても、学生時代に始めて──クオリティや熱量の差、…

2018年鑑賞作品リスト

2018年に観た映画等の備忘録リストです。今年は209+α作品でした。 末尾に“◎”のあるものは劇場で観たものです。気まぐれに短い感想を書いた作品もありますので、よろしければ過去投稿記事をご参照いただければ幸いです。それでは皆様、よいお年を。 ※ 【映画…

2018年 映画館で観た作品ランキング

すっかり開店休業状態なので恐縮ですが、今年僕が映画館で観た映画(56作品)を備忘録としてゆるやかなランキング形式──“○”で区切られたなかは、ほぼ順不同くらいの気持ち──で並べております。もちろん、この並びはいまの気分や好みであり、また、地方在住者…

2018 10-12月感想(短)まとめ

ちょこまかとtwitterにて書いていた2018年10月から12月にかけての備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】◆タクシーの運転手に転職しながらも、目についた悪を持てる技術全開で制裁する元CIA特殊捜査官マッコールの活躍を描く『イコライザー2』(アントワー…

2018 7-9月感想(短)まとめ

ちょこまかとtwitterにて書いていた2018年7月から9月にかけての備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】◆若き日のハン・ソロの冒険を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(ロン・ハワード監督、2018)は、たしかにおもしろく観られるのだけれ…

2018 4-6月感想(短)まとめ

ちょこまかとtwitterにて書いていた2018年4月から6月にかけての備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆1971年、米国の対ベトナム政策を決定的に左右したスクープを巡るワシントン・ポスト紙の攻防を、初の女性社主となったキャサリン・グラハムが直面す…

2018 1-3月感想(短)まとめ

ちょこまかとtwitterにて書いていた2018年1月から3月の備忘録(一部加筆修正)です。 ※ 【劇 場】 ◆奇抜なアイディアとケレン味、そして行き過ぎたユーモアに溢れるアクションを前作から十二分に引き継いだ『キングスマン: ゴールデン・サークル』(マシュー…

2017年映画ランキング(映画館鑑賞作品) + 鑑賞作品リスト

すっかり開店休業状態なので恐縮ですが、今年僕が映画館で観た映画(39本)を備忘録としてゆるやかなランキング形式──“○”で区切られたなかは、ほぼ順不同くらいの気持ち──で並べております。なお、地方在住者であることに加えて、筆者の偏食具合から、かなり…

2017年残りの雑記。

ちょこまかとtwitterにて書いていた備忘録(一部加筆修正)です。 ○ ◆陸・海・空の3視点が交錯する『ダンケルク』(クリストファー・ノーラン監督、2017)は、古くは『イントレランス』(D・W・グリフィス監督、1916)、最近では『クラウド アトラス』(ラナ…

2017年鑑賞映画 感想リスト/21-30

◆『不思議惑星キン・ザ・ザ』(ゲオルギー・ダネリヤ監督、1986)……1980年代モスクワ。異星人と名乗る男に声をかけたマシコフとゲデバンは、その男が持っていた移動装置によって宇宙の彼方にある砂漠の惑星へと転送されてしまう。通りかかった小型船から降り…

『怪盗グルーのミニオン大脱走』(2D日本語吹替え版)感想

カイル・バルダ、ピエール・コフィン監督。晴れて結婚したグルーとルーシーの前に、新たな敵バルタザール・ブラットが現れる。1980年代ファッションに身を包んで奇抜な犯罪を繰り返すバルタザールを取り逃してしまったグルーとルーシーは、新たに“反悪党同名…

2017年鑑賞映画 感想リスト/11-20

◆『ラ・ラ・ランド』(デミアン・チャゼル監督、2016)……偶然の出会いと再会を果たした女優志望のミアと、ジャズ・ピアニストのセブ。お互いになかなか芽の出ない厳しい現実のなかで、ふたりはいつしか恋に落ち、互いを励ましながら夢に向かって奮闘するが──…

2017年鑑賞映画 感想リスト/1-10

◆『バイオハザード:ザ・ファイナル』(ポール・W・S・アンダーソン監督、2016)……T-ウィルスによって世界を壊滅させたアンブレラ社とアリスとの最後の闘いを描くシリーズ最終作。続篇が公開されるたびに劇場に足を運んでは、なんとも知れぬ虚脱感に浸って帰…

2016年鑑賞映画作品ベスト3+α(劇場、ソフト)、鑑賞作品リスト

皆さま、年の瀬をいかがお過ごしでしょうか。というわけで、いろんなところで実施されている行事にあやかりまして、いま去らんとする2016年に鑑賞した映画作品(劇場・ソフト)のベスト3+ワースト作品を記してみました。今年は映画に関する文章をほとんど残…

映画雑記-2016-

相も変わらずいろいろ映画を観ながらも、今年はまとまった感想をあまり書けなかったのですが、時折Twitterにて偶発的に、長さもバラバラに呟いていた感想を、一部加筆修正のうえ、備忘録として残します。 ※ ◆『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』(友永和秀総…

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2D日本語字幕版)感想

ギャレス・エドワーズ監督。かつて帝国によって家族を奪われ、天涯孤独のアウトローとなっていたジン・アーソ。あるとき彼女は、いままさに完成しようとする帝国軍の究極兵器の設計に父ゲイレンが関わっていたことを、反乱軍将校キャシアン・アンドーから聞…

『シン・ゴジラ』感想

庵野秀明総監督(2016)。続編のシリーズ化、キングコングとの対決も決定したハリウッド版リメイク『GODZILLA ゴジラ』(ギャレス・エドワーズ監督、2014)から2年、そして本家本元である東宝映画作品としては『ゴジラ FINAL WARS』(北村龍平監督、2004)か…

『ガールズ&パンツァー 劇場版』感想

水島努監督。学校教育は洋上の学園艦にて行なわれ、戦車を使った武道「戦車道」が華道や茶道とならび“大和撫子の嗜み”とされる架空の日本を舞台にしたテレビアニメ『ガールズ&パンツァー』(同監督、2012 - 2013)*1の完全新作劇場版。戦車道の公式戦である…

2015年に観たけれど感想を書き切れなかったタイトル備忘録(‐189)。

遅まきながら、あけましておめでとうございます。 本年が皆様にとって善き年であることを 心よりお祈り申し上げます。 ○ さて、去る2015年に観はしたものの、まごまごしているうちに結局感想を書き切れなかった映画がずいぶん溜まってしまいました。その数79…

2015年鑑賞映画 感想リスト/101-110

『007 スペクター』(2015)……記事参照>>http://d.hatena.ne.jp/MasakiTSU/20151203/1449139195 ○ 『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)……ジョン・リー・ハンコック監督。1961年、作家P・L・トラヴァースは自著の『メリー・ポピンズ』を映画化したいとい…